年末年始の傾向

おはようございます♪

<9時予想>
大陸の1028hPaの高気圧の圏内に入るので、悪天一旦終わって本日は晴れます!!
ただ、東シナ海の等圧線が少々北に湾曲しています。
このあたりは風が低気圧性循環になっているので、少々雲が広がる可能性も!雨は降りません
風は高気圧から吹き出す北~北東風の影響を前半受けるので釣りに少々厳しい風になりますが、高気圧が足早に東に進むので後半からは風の影響が小さくなります。
午前中もちょっと白波は立つくらいになりますが、我慢すれば釣りができるくらいの風!
「週間天気」

明日は北東の風が少々残るかも!釣りにも少々鬱陶しく感じます。
月曜は次の低気圧を迎え撃つ準備に入るので風は落ち着きます。
火曜の前半は南風が少し入る可能性。そして後半からは寒冷前線通過につき西~北風モード!
びゅーんと吹き荒れる日が金曜くらいまで続きます。金曜の後半はちょっと収まってくるかな~
という感じです。
一ヶ月予報が発表されました。
期間ごとに見ていきたいと思います。
まずは12日から18日!

西日本が東日本と違って気温が高くなる確率が低くなっているのは水曜から受ける寒気の影響が考慮されているためだと思います。
東日本や北日本は寒気が入ってくるのが遅れるため、トータルで見た場合に気温が高くなり70~80%以上で平均より気温が高いという強気な予想ができるわけです。
お次は12月19~25日

西日本では概ね平均で推移すると予想されています。
水曜からの寒気は土曜には一旦収まるので、それから6日ほどは極端に気温が上がることは少なそう(暖気の入りも弱く荒れることも少ない)
北海道&東北の気温が平均より高くなっているということは大陸からの強烈な寒気が入る可能性は低い。
暖気が弱く寒気も弱いので西高東低の気圧配置になっても大荒れる可能性は低い。せいぜい2日程度
最後は26日から翌8日にかけて
一ヶ月予報でも2016年の姿が見えてきましたね~

西日本~関東までがやや高温傾向、そして東北から北海道は平均に戻っています!
これ大事なポイントです
東北から北海道は例年通り「冬」の寒さです。しかし、西日本から関東にかけて例年より暖かい!
ということは寒気を運ぶ偏西風が東北や北海道には届いて、それより南になると届いてないということです。
偏西風蛇行が小さいことが予想される!!
西高東低の気圧配置になっても強烈な西~北風が吹きにくいということになります。
ただ、このような場合は偏西風の南縁にあたりやすく南海上の暖気との間で前線が作られ停滞しやすくなります。
そうなると東~北東風がちょっと強めに吹いてぐずぐず天気になりやすい!
年末年始は極端な気温低下はなく、ぐずぐずの天気!強烈な北風はなくてもぐずぐず天気の後にプチ西高東低の気圧配置になってそこそこ強い北風吹く可能性はあります。
それでは~
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
-雑誌&TV-
・[雑誌]2015年4月~2017年4月
レジャーフィッシング連載
「気象予報士たっぴーの釣り人のための気象学講座」
・[雑誌]2017年2月
レジャーフィッシング特集記事の執筆
「冬の釣行を快適に♪気象学講座」
・[TV]2017年3月30日
釣りビジョン「五畳半の狼」ゲスト出演
・[TV]2018年9月~
釣りビジョン「つりステ釣会議」お天気コーナー(たがっしーの釣天気)不定期出演
・[書籍]2019年5月18日発売
三楽舎プロダクション・編「この実力講師・講演家200人情報源」
掲載。
ホームページ:http://windsnow1221.com/
お問い合わせ先:info@windsnow1221.com
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
※このブログの天気情報は気象庁が発表する天気予報や気象情報を解説しています
