発散と収束について
おはようございます♪

<9時予想>
今朝は東シナ海に中心を持つ高気圧の圏内で概ね晴れています!!
そして今日一日このままよく晴れる!!!!!
風についてですが

(9時予想)
午前中は北西風が残りますが、午後からは風も落ち着いてきます!!
ちなみに
①低気圧や前線では風が収束して雲が多く雨が降りやすい!
②高気圧では風が発散してよく晴れる
と言いますが、収束・発散というのは風向を矢印で引いてみるとよく分かります!
沿岸天気図に収束と発散場を矢印で示していますが・・・
水平方向に違う風向が並んでいる場合に、
①それぞれの風が別方向に向かっている場合が(発散)
②それぞれの風が同じところに向かっている場合が(収束)
発散の中心に高気圧
収束の中心に低気圧や前線がある場合がほとんどです。
高気圧から発散された風を追っていくと終点は収束です。
収束した空気は行く場所が無いので雲を作りながら上に向かい(上昇流)、上空で発散します!
上空で発散した空気を辿っていくと終点は収束です。
そして収束した空気は圏界面に遮られ上に向かうことができないので下に向かうようになります(下降流)
なので地表の低気圧(収束)の上空は高気圧(発散)で地表の高気圧(発散)の上空は低気圧(収束)
こんな感じで鉛直方向にグルグルと風は回っております。
なので関東沖の収束域で上がった風は東シナ海で下降していることになりますね~
長くなりましたが・・・

明日まで釣りやお出かけにはベストです!
明後日は低気圧(収束域)が順当に接近!
そこまで荒れることはありませんが、低気圧(収束域)の接近前に東~南風、接近後に北よりの風が強まる可能性があります!
それが終わると8~9日は再び高気圧(発散域)になり穏やか!
そして10日からは再び低気圧(収束域)の接近で荒れた天気になります!
こんな感じで鉛直方向に風はグルグルと回っているので、発散場と収束場は定期的にやってきます。
釣りに行きたいのは発散場!!
西から天気は変わるので西に発散場があれば、その日から翌日~翌々日は釣りに安泰な天気となります。
それでは~
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-雑誌&TV-
・[雑誌]2015年4月~2017年4月
レジャーフィッシング連載
「気象予報士たっぴーの釣り人のための気象学講座」
・[雑誌]2017年2月
レジャーフィッシング特集記事の執筆
「冬の釣行を快適に♪気象学講座」
・[TV]2017年3月30日
釣りビジョン「五畳半の狼」ゲスト出演
・[TV]2018年9月~
釣りビジョン「つりステ釣会議」お天気コーナー(たがっしーの釣天気)不定期出演
・[書籍]2019年5月18日発売
三楽舎プロダクション・編「この実力講師・講演家200人情報源」
掲載。
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