早朝のキス釣り 朝凪と波風 風読み釣行
おはようございます♪

愛媛県は日本海に中心を持つ高気圧の圏内で、概ね晴れています!
今日もこの状態が続くので穏やかに1日晴れます‐`,◎、´‐】\_(・ω・*)
吹く風涼しく、昨日に引き続き過ごしやすい1日になります!
出かけるも良し!
洗濯も良し!
何をするにもはかどる1日になります♪
釣りと波風ですが
沿岸予想図を見てみると

<9時予想 気象庁より引用>
0.5mの波高域が東シナ海に予想されています!
かなり穏やか!
ただし、日中は海風が吹くので海面がざわつく程度の風が吹きます!
その代わり朝夕の凪タイムは鏡のような水面が期待できそうです!!
ちなみに宇和海では、宇和海を吹き渡る13kt(7m/s)の北風が予想されているので朝のうちは少し風が強く吹くかもしれません!
日中はちょっと鬱陶しい風が吹くものの、釣りにも良い1日になりそうですね~
釣りと言えば昨日の早朝行ってきました 笑
9時から仕事があったので、8時には家に帰りたいので、釣り場を7時30分くらいには出たい・・・
5時30分から始めても2時間はできるじゃないか!
ということで日本ゴカイを300円購入して再び海へ!
朝のうちは北風が残ると思ったんですが、伊予市は冷たい空気が溜まる山間部からの吹き下ろしの風が強いので、きっとその風が北風に勝り朝のうちは朝凪の恩恵を受けられるであろうと思い決行!!

かなり波があるように見えますが・・・
風は無風です!!
これが朝凪タイムの力!!
無風なのに高波∑(゚Д゚;)
の原因としては西高東低の影響で沖の方では強い西~北風が吹いていて、その風によって発生した波がせっせと海岸まで伝播していることによります。ただ、風は陸風が吹いているので西~北風はやってこれない!
それなら陸風が吹いているはずなのになぜ無風∑(゚Д゚;)
に関しては、陸風と北風との間で風が収束して上昇流になっていたのではないかと推測!上に上に上がる風なら地表付近は無風に感じられますし!
いずれしても、伊予市沿岸部では山から麓、そして陸から海に向いて風が吹いている(山風&陸風)が卓越しているので西~北風が海岸までやって来れない!!

こんな感じです!!
言わば陸風バリア
夏場、宇和海に台風からのうねりが入るような仕組みのミニスケール版です。
いや~
予想があたってもう満足 笑
波が思ったよりあったのは予想外でしたが・・・( ´・ω・)
ちなみに高波を作っているのは

あの海面の色が変わっているところです!あのあたりは軽く5m/sを超えているであろう風領域!
高波製造機!
逆を言えば、陸風バリア領域はあのあたりにまで達しているという!なかなかやりますな!さすが伊予市の陸風!
あれが8~9時頃に海風の発生と同時に一気にやってくると思われるので、どちらにしても7:30分リミットと言うのは妥当な気がします。
あんな風が来たらキス釣りには厳しいぜ!
まぁそんな感じですが、今日は朝凪の時間帯しか釣りをしないので問題無し!!!!!
魚に関しては引きで条件は悪いものの

プルプルっと

20cmを軽く超える個体も
ただ、とにかくネズミゴチが多い!
結局

二時間でキスが7匹、ネズミゴチたくさんでした!
いや~
ちょこっと釣行でしたが、楽しかった!
いろいろ発見もありました!
風は朝凪で収まるとしても海上の風向がこっちに向かう風向だと風は全くないのに波だけ高くなるという現象になる。
風が無くてもあれだけ波が出ると浅いところでのキス釣りは難しくなるので、ちょっと風が強い予報が出ている時に朝凪を利用するなら海上の風向も考えないといけない
陸風バリアの盲点!陸風では伝播する波に太刀打ちできない・・。いろいろ勉強になりました!今後に活かそう!!!
それでは!!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
-雑誌&TV-
・[雑誌]2015年4月~2017年4月
レジャーフィッシング連載
「気象予報士たっぴーの釣り人のための気象学講座」
・[雑誌]2017年2月
レジャーフィッシング特集記事の執筆
「冬の釣行を快適に♪気象学講座」
・[TV]2017年3月30日
釣りビジョン「五畳半の狼」ゲスト出演
・[TV]2018年9月~
釣りビジョン「つりステ釣会議」お天気コーナー(たがっしーの釣天気)不定期出演
・[書籍]2019年5月18日発売
三楽舎プロダクション・編「この実力講師・講演家200人情報源」
掲載。
ホームページ:http://windsnow1221.com/
お問い合わせ先:info@windsnow1221.com
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
※このブログの天気情報は気象庁が発表する天気予報や気象情報を解説しています
